10月12日、「KARATE1プレミアリーグ東京大会」が東京武道館において開幕した。大会1日目は、形2種目と組手5種目の予選・敗者復活戦が行われた。
この日行われた7種目のうち、6種目で日本選手が決勝進出を決める好成績を収めた。
午前に行われた形種目。女子個人形では清水希容、男子団体形では、喜友名諒・金城新・上村拓也の沖縄チームと在本幸司・本一将・本龍二の帝京チームが決勝へ駒を進めた。
組手種目では、女子組手-50kgの宮原美穂、同-55kgの中村しおり、男子組手-67kgの篠原浩人、同-75kgの森優太と、4選手が決勝進出を決めた。
また、この日注目されたのが、男子組手-75kgにおいて実現した、日本のエース・西村拳と、世界のレジェンド・アガイエフ(アゼルバイジャン)との対戦。9月のプレミアリーグベルリン大会ではアガイエフが勝利しており、注目された試合は、西村が試合時間最後で1点をもぎ取り1ー0で勝利した。だが西村は準決勝で世界のスーパースター・ブサ(イタリア)に敗れ、ブサが決勝に進んだ。
全種目の決勝は14日。13日の大会2日目は、残りの種目の予選と敗者復活戦が行われる。