10月8日、マドリード世界選手権の大会3日目は、WKFパラ空手「第3回世界障がい者空手道選手権大会」が開幕した。
視覚障がい、知的障がい、車いすの3部門でそれぞれ男女の計6種目が、形競技の点数制で行われる。今大会は、33の国と地域から100名の選手がエントリーした。
日本からは、視覚障がいの部で大庭康資、知的障がいの部で今在家翔太の2選手が出場。前回銅メダル、3大会連続出場となる大庭は、ウンスを演武し41.3点を記録。ジャンプの着地も見事に決め、大きな拍手を浴びた。予選プールを位で通過し、
10日の決勝or3位決定戦に進む。
今在家はアーナンコウを演武し、38.7点を記録。予選プール3位で惜しくもメダルマッチ進出はならなかったが、審判の1人が7.8点の高得点を出すなど素晴らしい演武を見せた。