7月28日(日)、御殿場西高校(静岡県)において、2018世界選手権銅メダリストの西村拳選手の組手セミナーが開催。小中学生約200名が参加した。
セミナーでは、世界のトップで活躍する西村選手が心がけている技の作り方や考え方について説明を交えて丁寧に紹介。また、効果的な突き技のバリエーションや、接近戦で高得点をとる技のバリエーションと重要ポイントを解説した。
特に接近戦での蹴り技のバリエーションの紹介では、西村選手が実際にやって見せ、その蹴り技の速さに参加者、観覧の親御さんから拍手が起こった。
またセミナーの運営は、高校全国屈指の強豪チームである御殿場西高校の空手道部員がサポート。参加した子どもたちを、西村選手の説明が聞きやすい位置に誘導するなど、運営における気配りもさすが日本一のチームと思わせるものだった。昼休みには御西の選手たちが西村選手のセミナー内容を復習する自主練習時間を作り、活気ある練習に、参加者が見入っていた。