8月22日(木曜日)~23日(金曜日)の2日間、京都府京都市の京都テルサにおいて「令和元年度学校空手道実技指導者講習会」(主催:スポーツ庁・公益財団法人全日本空手道連盟)が開催されています。
この講習会は、平成24年度から導入された「中学校武道必修化」に合わせて、保健体育科の先生方、または部活動指導者(外部指導者を含む)に対し、学校における武道指導の充実を目的として実施されています。
昨年度から、より多くの方々に参加しやすいよう夏休み期間に開催され、今回の講習会には授業として空手道を「すでに導入をしている」あるいは「今後導入の考えがある」などという保健体育科教員を含め、全国各地から22名の方々が参加し、講義と実技において空手道の学習を行いました。
現在空手道を実施している中学校は全国で約270余校(令和元年7月現在)。授業種目としての空手道には、「男女共修、一般体育授業の服装でよい(特別な用具がなくてもできる・低予算)、安全性が高い」など多数利点があり、実施校は着実に増加しております。
全日本空手道連盟では、近年中には中学校授業での空手道採用校の300校達成を目指しています。
《講習内容》
(1日目)8月22日(木曜日)
・受付、開講式
・解説「学校体育における武道指導の在り方」スポーツ庁 政策課教科調査官 関 伸夫氏
・指導実践「空手道の歴史や特性と正しい礼法について」森ノ宮医療学園ランゲージスクール校長 小山 正辰講師
・指導実践「前屈立ちと受け技について」富山市立八幡小学校校長 岩城 公二講師
・指導実践「突き技を加えた技の攻防について」富山市立八幡小学校校長 岩城 公二講師
(2日目)8月23日(金曜日)
・指導実践「蹴り技を加えた技の攻防について」高知市立一宮中学校教諭 野中 史子講師
・指導実践「基本形一について」麗澤大学教授 豊嶋 建広講師 麗澤大学准教授 井下 佳織講師
・指導実践「基本形一のグループ発表会と評価について」麗澤大学教授 豊嶋 建広講師 麗澤大学准教授 井下 佳織講師
・閉講式