9月7日、『KARATE1プレミアリーグ2019 東京大会』の大会2日目は男子個人形、女子団体形、男子組手-84kg級、+84kg級、女子組手-61kg級、-68kg級、+68kg級の計7種目の予選・敗者復活戦が行われた。
日本選手は、個人で荒賀龍太郎、植草歩、喜友名諒選手、新馬場一世が、団体形で研心館チーム、慶應義塾大学チームが決勝へ。安藤大騎、染谷真有美、鈴木眞弥、本一将、金城新、林田至史の6選手、団体形2チームが3位決定戦へ進んだ。
男子組手-84kg:荒賀龍太郎、女子組手+68kg:植草歩と、男女組手のエースが登場したこの日、両選手の勝ち上がりに注目が集まった。
荒賀は、相手の動きを冷静に見極めて誘い、超速の突きで捉える持ち味がバッチリ。3回戦、昨年の東京プレミアで敗れた相手であるイゴル(カザフスタン)を3ー1で下すなどして決勝に進んだ。
植草は、3回戦で昨年の東京プレミアで敗れた相手であるナンシー(フランス)に、準決勝では昨年の世界選手権決勝で惜敗したエレニ(ギリシャ)に勝利。決勝進出を決めた。
荒賀、植草、両選手ともここ1年の成績は期待通りとは言えないものであった。だが、来年のオリンピック開催地である日本武道館での大会において、地元の多くの声援を力に変えるのは、やはりエースたる所以。
声援は、力になる。8日の決勝はフロア特設席も増設し超満員となるであろう。大観衆のなかで躍動するエースたちに期待せずにはいられない。
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<9/7 大会2日目 決勝進出者・チーム>
男子個人形:喜友名諒(JPN)、新馬場一世(JPN)
女子団体形:研心館(JPN)、慶應義塾大学(JPN)
女子組手-61kg:HEURTAULT LEILA(FRA)、LOTFY GIANA(EGY)
女子組手-68kg:AGIER ALIZEE(FRA)、ZARETSKA IRINA(AZE)
女子組手+68kg:FERRACUTI CLIO(ITA)、植草歩(JPN)
男子組手-84kg:荒賀龍太郎(JPN)、POORSHAB ZABIHOLLAH(IRI)
男子組手+84kg:HORNE JONATHAN(GER)、ABAZARI SALEH(IRI)
<メダルマッチ進出の日本選手・チーム>
男子個人形:喜友名諒 決勝進出
男子個人形:新馬場一世 決勝進出
男子個人形:本一将 3位決定戦へ
男子個人形:金城新 3位決定戦へ
男子個人形:林田至史 3位決定戦へ
女子団体形:研心館(小川彩月・清水那月・梅景唯) 決勝進出
女子団体形:慶應義塾大学(尾野真歩・城谷実怜・川上菜菜) 決勝進出
女子団体形:八雲学園高校(泉優里花・岩田彩菜・花岡瑠菜) 3位決定戦へ
女子団体形:山梨学院大学A(竹原由菜・加藤華香・中尾江梨) 3位決定戦へ
男子組手-84kg:荒賀龍太郎 決勝進出
男子組手+84kg:安藤大騎 3位決定戦へ
女子組手-61kg:染谷真有美 3位決定戦へ
女子組手-61kg:鈴木眞弥 3位決定戦へ
女子組手+68kg:植草歩 決勝進出