「東京2020オリンピック」追加競技に「空手」が正式決定の発表を受けて、8月4日、10時から日本空手道会館において記者会見を実施。過去最多、約80名もの報道関係者が取材に駆けつけました。
会見には、笹川堯会長をはじめ全空連役員、昨年の全日本選手権を優勝した荒賀龍太郎、植草歩、喜友名諒、清水希容の4選手が出席。そして、(公財)日本武道館の三藤芳生 理事・事務局長にも同席いただきました。
会見で笹川会長は、「まずは皆様にお礼を申し上げます。このたび、5月に全日本選手権に天皇盃・皇后盃を下賜いただいたこと、そして本日のオリンピック決定と二重の喜びで、言葉にならない嬉しさ。また同時に責任を感じています。2020年のオリンピックではなんとしてもメダルを獲得すべく、今後選手の育成と強化に、一層力を注いでいきたい。」と述べました。
続けて、IOC総会が開催されたリオデジャネイロに中継を結び、世界空手連盟 アントニオ・エスピノス会長から直接の喜びの言葉をいただきました。「空手にとって歴史的な日となりました。笹川会長をはじめ、空手道のオリンピック決定に精力的に活動してくださった方々に改めて感謝を申し上げます」と、お礼を述べました。
東京オリンピックで空手道競技の開催地となる日本武道館の三藤理事からは「日本武道館は、空手道の正式種目採用を心よりお祝い申し上げます。2020東京オリンピックの空手道競技が成功するよう、しっかりと準備を進めて参ります」と、力強く語っていただきました。
会見後、各選手、役員への囲み取材、個別取材が長く続き、予定時間を大幅に越す活気ぶり。空手道の注目の高さを感じさせる会見となりました。
冒頭、関係者全員で喜び溢れる万歳三唱を行なった
多くのメディアがかけつけた
挨拶する笹川堯・全空連会長
2020年東京オリンピック空手競技開催地となる日本武道館の三藤芳生・理事が挨拶した