12月7日(土)、群馬県高崎市の高崎アリーナにおいて開幕した「第47回全日本空手道選手権大会」。大会1日目は、都道府県対抗の組手団体戦・男女2種目(内閣総理大臣杯)が行われた。
男子は、大阪府が43年ぶり3度目の優勝(内閣総理大臣杯として団体戦を実施してからは初優勝)。大阪府は2回戦で宿敵・京都府を下すと波に乗り、準決勝では神奈川県と大接戦の2−2も得点差で勝ち上がり、決勝は秋の茨城国体を制した香川県を3−0で下し、初優勝を果たした。
女子は、千葉県が4年連続5度目の優勝。決勝は昨年と同じ顔合わせとなり、高校生、大学生と若いメンバー構成で勝ち上がった静岡県と対戦。千葉県は先鋒の澤江優月が勝利すると、中堅の大エース・植草歩が貫禄勝ちで優勝を決めた。
男子・大阪府、女子・千葉県の両チームには内閣総理大臣杯が授与された。
明日、大会2日目は同じく高崎アリーナにおいて、個人戦の形・組手4種目が行われる。
<結果>
男子組手団体戦:[優勝]大阪府(43年ぶり3度目)[準優勝]香川県[第三位]神奈川県/埼玉県
女子組手団体戦:[優勝]千葉県(4年連続5度目)[準優勝]静岡県[第三位]神奈川県/京都府