12月16日(月)、連載「先生の特別授業」の取材で兵庫県神戸市の「兵庫県立東灘高等学校」を訪れました。
東灘高校空手道部は同好会を前身とし、創部して約20年の歴史を持ちます。現在は神戸市灘区出身の神宮(しんぐう)隼人先生が顧問・監督を務めています。
神宮先生は、小学校1年の時に自らの意志で空手を始めました(糸東流)。小中と道場での稽古で研鑽を積み、当時、公立高校でも強豪校として名を馳せた県立夢野台高校を経て大阪体育大学へ進学。高体連、学連ともに組手、形の両方で活躍し、平成18年の全日本選手権では、男子形で第3位に入賞した実績を持ちます。
大学卒業後、県立高校の非常勤講師を勤めながら4回目の挑戦で難関の兵庫県教員採用試験に合格し、県立鳴尾高校に7年勤めた後、現在の東灘高校に赴任しました。教員、そして部活の顧問・監督になってからは、競技面での強化とともに、部員の卒業後も見据え、「空手を通じての社会で役立つ人間作り」をテーマに指導してきました。
今春の全国高校選抜(和歌山)には、男子団体形にて出場、現在は来春の全国高校選抜出場を目標に部員は熱心に練習に励んでいます。教員となって以降も選手として32歳まで現役を続けた神宮先生にご自身の空手歴、指導歴、指導法、今後の展望などをお聞きしました。
詳細は1月23日発売のJKFan3月号に掲載します。