1月12日、前日に続き全日本空手道連盟主催の「令和元年度女性会員(公認二段以上)対象 技術講習会・審判講習会」が、日本空手道会館にて開催されました。
2日目は組手の指導法と審判実技講習が中心で、39名が参加しました。
笹川堯全空連会長は、「資格を取ることは全体のレベルアップと、みなさんご自身の自信にもつながります。これからのご活躍に大いに期待しています」と参加者を激励しました。
三村由紀講師による「体ほぐし」では、等尺性収縮を利用したジャンケンで負けた方が両足の幅を開いていくストレッチや、ゲームの要素があり子どもたちも楽しくできるストレッチなどを体験しました。続いて行われた「組手の指導法」は、迫祐子講師が、習い始めの子どもたち向けの間合いや攻撃・防御の仕方の指導法について説明し、参加者は実技を行い確認しました。小島万記講師による「ルールの説明・注意点」(座学)では、講師自身の受審体験を踏まえながら、講義が行われました。
午後の「審判実技講習」では、初級、中級、上級の3グループに分かれて、実技を行い、技術の向上に努めました。
閉講式で、中山三枝女性委員会委員長は、「形、組手、審判の講座を熱心に受講していただき、とても嬉しく思っています。子どもたちへの指導方法や審判員の資格取得など、これを機会に、みなさんが次のステップに上がられることを期待しています」と挨拶しました。
講習会の進行を務めた喜島智香子講師は、「私が審判員を受審したとき、先輩方からの、こうした方がいいというアドバイスが合格の近道になったと思っています。楽しみながら勉強できる環境が整ってきています。講習会を審判員に挑戦するきっかけや技術を深める機会にしてください」と述べました。
参加者のお二人からお話をうかがいました。
「毎年、内容が充実していると感じています。1日目は他流派の形を2時間みっちり学ぶことができました。去年よりよく動けて理解も深まっていることを実感。憧れの選手だった方が講師を務められていて、直接教えていただけるというのも嬉しいですね。スキルアップのために欠かせない年初めのこの講習会を毎年、楽しみにしています」(須山利恵さん)。
「参加は3回目です。ひとりで参加しているので、心細いかな、と思ったのですが、みなさん温かく受け入れてくださり、先生方にお会いできるのも楽しみの一つです。実技講習で基礎から学べること、出てきた疑問を質問しやすい雰囲気というのも助かっています。参加し続けたいと思っていますし、みなさんにもお勧めしたいです」(髙谷直子さん)。
今回から0歳から5歳までを対象にした託児室が開設されており、参加しやすい環境づくりが進められています。
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女性会員対象の技術講習会・審判講習会(2日目)に参加されたみなさん。
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笹川堯全空連会長の激励
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中山三枝女性委員会委員長の挨拶
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三村由紀講師による「体ほぐし」の講義
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「組手の指導法」は迫祐子講師が担当
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「ルールの説明・注意点」(座学)を講義する小島万記講師
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「審判実技講習」の上級グループの山田ゆかり講師(右奥)
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「審判実技講習」の上級グループの島田博江講師(中央)
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「審判実技講習」の初級グループの喜島智香子講師(中央)
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参加した須山利恵さん(左)と髙谷直子さん