本年2月号以来となります「マスターズへの道」が、次号から不定期ながら再開します。2021年1月号は、昨年の日本スポーツマスターズ岐阜大会・男子組手6部で、通算4回目の優勝を果たした千葉県の鶴岡義久選手(全日本空手道連盟和道会 一道塾師範)です。
千葉県銚子市出身の鶴岡選手は、自らの心身を鍛えようと中学3年から空手を始めました(千年道場・千年格師範)。その後、道場での稽古に邁進し、高校3年の時に黒帯を取得。高校卒業後は、東京の民間企業を経て地元に戻り、父親の経営する自動車整備工場に就職しました。以降は、再び千年道場で空手の鍛錬を積み、千葉県選手権、関東選手権をはじめ、各種大会で実績を残し、1978年の長野国体から9年連続で国体に出場しました。
1984年には、一道塾を設立し(1991年に全日本空手道連盟和道会に支部登録)、選手として和道会の大会などでも活躍するとともに、銚子市内で子ども達を中心に指導してきました。その間、県立銚子水産高校空手道部のコーチとして、1983年のインターハイでは男子団体組手で3位に入賞させた実績があります。
マスターズ大会は、2003年の和歌山白浜大会から出場し、同大会男子組手50〜54歳の部で優勝。翌年の福島大会で連覇。以降、コンスタントに入賞を重ね、昨年の岐阜大会では 男子組手6部で4回目の優勝を果たしました。
また、全空連全国組手審判員、千葉県の強化コーチ、競技力向上強化委員としても活躍してきた鶴岡選手。今後は、身体が動くうちはマスターズに出続けたい、マスターズ全国大会での優勝を5回にしたいという鶴岡選手の空手に対する思い、マスターズ大会への思いを取材しました。
詳細は、2021年1月号(11月21日発売)に掲載いたします。ご期待ください。