(公財)全日本空手道連盟はこのたび、菅義偉氏(内閣総理大臣)に全空連公認の名誉九段位を授与いたしました。
菅氏は、空手道に対する深い造詣と理解とともに、空手道推進議員連盟(平成26年6月発足:発足時菅氏は内閣官房長官)の会長として空手道の振興・発展並びにオリンピックの正式参加に大変ご尽力をいただきました。この功績をたたえ、全日本空手道連盟は、令和2年10月20日、理事会の議を経て、名誉九段位を授与することといたしました。
11月20日(金)、首相官邸におきまして、全空連から笹川堯会長と栗原茂夫副会長、空手道推進連盟の竹下亘・幹事長、佐藤正久・事務局長が出席し、授与式を行いました。
菅氏は、記念の道着と帯を渡されると、笑顔で自ら袖を通して帯を締め、和やかな雰囲気で授与式が始まり、笹川会長が感謝状を読み上げ、段位状とともに手渡しました。
菅氏は法大時代、剛柔流空手道部に所属した有段者。「空手道の修練の経験がその後の人生の大きな糧となっている」と語っており、現在も空手道推進議員連盟会長として、ご尽力いただいております。全空連では、過去に2人に名誉九段位を授与しており、菅氏は3人目となります。
なお、空手道推進議員連盟幹事長の竹下亘氏にも、同じく理事会の議を経て名誉七段位を授与いたしました。
【菅首相(当時・官房長官)インタビュー掲載 2013年】
中学校授業のための空手道情報機関誌「あゆみ」第9号
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