6月24日(木)、「あなたのまちの空手道場探訪」の取材で「(一財)全日本空手道松涛館 髙空館道場」(代表:内田具亨(ともゆき)先生)を訪れました。
髙空館道場は、北九州市小倉北区出身の内田具亨先生によって2015年に設立された、比較的新しい道場です。内田先生は、小・中・高・大学、そして就職後も空手とは無縁でしたが、自身の子どもが空手を習い始めたのをきっかけに、35歳の時に空手の道に入りました(日本空手協会戸畑支部)。
幼少の頃から、運動神経は良くなかったという内田先生ですが、地道に空手の稽古に励み、入門して数年後には道場での指導補佐を務めるようになり、子ども達への指導法のスキルを学んできました。
その後、2015年1月に独立して福岡県空手道連盟の加盟団体として「髙空館」を設立。2016年4月には(一財)全日本空手道松涛館へ加盟し、名称を「髙空館道場」と改め、現在に至ります。
現在は、北九州市の3支部(一枝地区・槻田地区・永犬丸地区)で約40名の道場生が活動をしています。
設立当初から、伝統派空手(松濤館流)の道場として、競技に偏らず体力向上やコミュニケーションスキル向上など、道場生それぞれが目標をもって取り組み、空手道を通して人生が豊かになるような経験を積んでいけることを指導の柱にしています。
競技面では、全国規模の大会で入賞する選手は出ていませんが、本年4月に行われた第6回全日本空手道松涛館九州地区選手権大会では、小学6年生男子形にて新田雄我選手が準優勝し、他の道場生も新田選手に続けと、道場一丸となって稽古に励んでいます。
また、内田先生は2018年からは、全日本空手道松涛館九州地区協議会の書記長に就任し、また福岡県空手道連盟の事務局次長も務め、会派の地区協議会みならず、福岡県連での事務局のマネジメント遂行の一翼を担っています。
代表の内田具亨先生に、自身の空手歴、道場の沿革、指導法、今後の展望などについてお聞きしました。
詳細は7月20日発売の「JKFan9月号」に掲載します。