6月23日(水曜日)、群馬県前橋市のALSOKぐんまアリーナにおいて、「令和3年度柔道指導者実技研修会・空手道授業実技研修会(複数武道実践推進事業)」が開催されました。
群馬県教育委員会主催で行われたこの研修会は、柔道授業の安全かつ円滑な実施に向けた指導体制の充実を図るために、一定の指導歴・研修歴を有しない教員を対象に実施。また、複数武道実践推進事業として、「空手道」を紹介し、柔道に加えて空手道授業の実技研修会も行われました。
空手道授業の研修会では、講師として安斎義宏先生(群馬県空手道連盟事務局長・高崎商科大学附属高等学校校長)が指導に当たりました。
研修会には、県内の中学校等の体育科教員が32名参加し、全員が空手道は初めての経験でした。
「若い世代の先生方の参加が多く、ゲーム的要素を取り入れて楽しく、また、あくまで中学生を指導するという観点からの研修を行うことができた」(安斎義宏先生)。短い研修時間でしたが、最後には全員が全日本空手道連盟・学校武道用の基本形1をマスターしていました。
(一部寄稿:群馬県空手道連盟・大手信子先生)