東京2020オリンピック空手道競技最終日、男子75kg超級で日本の荒賀龍太郎が銅メダルを獲得しました。
オリンピック空手道最終日は男女組手の2種目が行われ、男子75kg超級の荒賀龍太郎が日本の組手選手としては初めてのメダル獲得となりました。
荒賀は、予選リーグを3勝0敗の無敗で準決勝に進出(最終戦はドイツ選手が負傷棄権)。準決勝は予選トーナメントを1位でオリンピックに臨んだタレグ・ハメディ(サウジアラビア)と対戦。ハメディの左足を上げて牽制する変則な構えからの突きを2本決められ0−2で試合終了。決勝進出はならず銅メダル獲得となりました。
決勝は、タレグ・ハメディとオリンピックスタンディング3位のサジャド・ガンジザデ(イラン)が対戦し、ハメディの反則失格によりサジャドが金メダル獲得となりました。
また、女子組手61kg超級に出場した日本の植草歩は、予選リーグA組で2勝2敗の4位で終え、準決勝進出はなりませんでした。
決勝は、オリンピックスタンディング1位のイリーナ・ザレツカ(アゼルバイジャン)と予選トーナメントを3位で出場した伏兵のフェリアル・アブデルアジズ(エジプト)が対戦し、2-0でアブデルアジズが勝利し金メダルを獲得しました。
3日間にわたって繰り広げられた東京2020オリンピック空手道の模様は、8月23日発売の10月号に東京オリンピック大特集として掲載いたします。
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