10月26日(火)、「あなたのまちの空手道場探訪」の取材で「(公社)日本空手協会江北支部 江北空手道クラブ」(合原正典師範)を訪れました。
江北空手道クラブは、2008年に創設され今年で13年目を迎えました。
師範の合原(ごうはら)正典先生は、小学生の頃は剣道を習っていましたが、中学入学後2年生の春から日本空手協会小城支部(福島謙先生)に入門し空手道を始めました。中学・高校在学中は組手・形ともに空手協会の大会に出場し、特に高校時代は組手で全国大会に出場した実績を持ちます。
高校卒業後は民間企業に就職。東京勤務の後、地元佐賀に異動となり、自身の育った日本空手協会小城支部で稽古を続けながら20代後半からは子ども達の指導を行い、指導に関する基礎を学びました。その後、2008年に自らの道場・江北空手道クラブとして佐賀県空手道連盟に加盟、また2012年4月に日本空手協会小城支部から独立し江北支部を創設しました。
江北空手道クラブでは、道場創立以来「勇気凛々」=何事にも失敗を恐れず勇ましく立ち向かって行ける人になろう!をテーマに、競技だけに強い子を育てるのではなく、こども達に楽しく空手道を学び永く続けてくれる様に指導しています。その上で、上達が早い子には、加速的に上達させるため2、3学年上の道場生と稽古をさせるなど、技術的にもレベルアップを図ってきました。
競技面では、これまで全空連及び空手協会の全国大会では3位が最高で優勝者はまだ出ていませんが、本年の全少には6名が出場。また、江北空手道クラブで稽古を積み宮崎第一高校に進んだ久保雅人君が、本年のインターハイ男子団体組手優勝の原動力となり、個人組手でも3位になるなど、競技でも活躍できる選手が育っています。
地元に密着して、空手道を通じて多くの子ども達に武道教育を施している江北空手道クラブ。合原先生に、ご自身の空手歴や指導法、今後の展望などお聞きしました。
詳細は11月22日発売の「JKFan2022年1月号」に掲載します。