7月25日(月)、不定期連載「スポットライト」の取材で鹿児島県奄美市を訪れ、元 博通(はじめ ひろみち)氏(鹿児島県空手道連盟相談役・鹿児島県高体連空手道専門部監査長)を取材しました。
元氏は奄美大島名瀬出身。空手は神奈川県の神奈川大学に入学してから始めました。その後、鹿児島県の高校での教職の道に進み6年前に退職。現在は母校の県立大島高校で非常勤での講師を務めながら、空手道部の外部コーチを務めています。
また、元氏は教職の傍ら、1993年に全空連公認五段に合格。その後六段を取得するため何度か挑戦しましたが、ハードルが高く苦渋をなめてきました。そして5年前、突然の病を発症し、2カ月入院。立ち上がれなくなり歩行が困難な状況に陥ったといいます。訓練、リハビリを繰り返すなか、また空手に挑戦したい気持ちが芽生えたと元氏は話します。
そして、昨年11月の公認六段位審査会を受審し見事合格。合格率約20%の難関を約30年かけて突破、奄美大島では3人目の合格者となりました。
元氏は「病気をした後だったので喜びも格別。当面の目標は七段合格、今年9月にあるマスターズ大会での優勝」と前を見据えています。
元氏の空手歴、指導歴、また今後についてお話をお聞きしました。
詳細は8月23日発売の「JKFan10月号」に掲載します。