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【2023年6月9~11日】国際大会が日本に帰ってくる!プレミアリーグ福岡

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★今からスケジュールに組み込もう!★
「KARATE1プレミアリーグ2023」
2023年6月9日、10日、11日/福岡国際センター(福岡県福岡市)

■西村拳、宮原美穂らトップ選手の出身地、福岡で!

 来年2023年に日本で開催予定の国際大会「KARATE1プレミアリーグ」。期日は、6月9日・10日・11日の3日間で、会場は福岡県福岡市の「福岡国際センター」での開催決定が濃厚であることがわかった。
 福岡は日本有数の空手が盛んな地である。谷崎金光・全空連選手強化委員長の拠点で、さらに東京2020オリンピック空手日本代表の西村拳選手、宮原美穂選手の出身地であり、彼らをはじめゆかりのあるナショナルチーム選手が多い。今年の全少、全中でも入賞者を多く輩出した。

■日本空手に意義深い招致。選手、審判員、指導者にチャンス!

 日本でのプレミアリーグ開催は、2019年9月以来。このとき日本武道館に全国から多くのファンを集め、大観衆の興奮の中行われた。
 今回の招致はとても意義が深い。今回は、オリンピック後初となる日本での世界空手連盟(WKF)公式国際大会となる。コロナ禍で途絶えていた空手母国・日本での国際大会が、帰ってくることとなる。
 費用、日程面を含め、日本国内の多くの選手だけでなく、コーチ、審判員が国際経験を積むことがしやすいチャンスである。そして空手道ファン、キッズ、ジュニア世代の空手選手たちにとっても、世界の空手を肌で感じることのできる最高の機会だ。

■普及、ホストタウン、国体強化など!多様な可能性広がる

 さらに様々な可能性が広がることが見込まれる今回の国際大会招致。
 例えば、全国各地の空手ホストタウンが、各国選手と再び交流を深めることができるチャンスと言える。東京2020オリンピックの際はコロナ禍で制限があった交流イベントなど、オリンピックレガシーを町に深く刻む機会とすることができるだろう。
 加えて、福岡県のある九州地区は今後数々のイベントを控える。国民スポーツ大会が2023年に鹿児島県、翌24年には佐賀県、27年には宮崎県で開催、2024年のインターハイが長崎県で開催と、全国大会が立て続けとなる。各県の選手強化など、空手道の熱が高まっており、このプレミアリーグを通じて海外選手との合同練習招致やセミナー交流など、世界の技術を得る機会を作る好機ではなかろうか。

 8月30日、全空連は福岡県並びに福岡市に開催に向けての協力要請をした。その模様はNHKで取り上げられ、また西日本新聞や、時事通信社が開催のニュースを取り上げている。早期の準備段階から報道されており、注目度の高さがうかがえる。

 日本空手に大きな可能性広がるプレミアリーグ開催、続報を期待して待とうではないか!


2019年9月のプレミアリーグ東京大会。以来約4年ぶりの日本での国際大会となる。


1種目32名の世界トップ選手が出場するKARATE1プレミアリーグ。福岡県出身の世界チャンピオン・宮原美穂選手。


全国各地のホストタウンや、空手の熱が高まる九州地区で、海外選手とのイベントや技術交流、セミナーなどのチャンスがあると言えよう。



8月30日、全日本空手道連盟と福岡県空手道連盟の役員が、福岡県と福岡市に協力を要請した。(写真=提供)


現在の世界トップ選手だけでなく、今年9月、11月のシリーズA大会で勝利して世界ランクを上げれば、出場の可能性が高まる。さらに、10月の世界ジュニア・カデット大会でメダルを獲得し、その後規定の年齢を迎える選手にも、出場のチャンスが巡ってくる可能性がある。


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