8月28日(日)、大阪府空手道連盟技術委員会女性部会による2022年第一回女性部会講習会を大阪市のエディオンアリーナ大阪において実施しました。
本講習会は、初心者向けの「古武道棒術」中心の講習で、参加者11名、女性部会役員6名、合計17名が汗を流しました。講師には全日本空手道連盟公認八段・範士の西川吉重先生を迎え、講師補助には全日本空手道連盟公認六段・練士の髙橋照見先生があたりました。
午前は、棒術の基本(棒の握り方、振り方等)を学び、その後「基本形二 平安二段」を棒を使い練習しました。ほとんどの参加者が棒術は初めての体験のため苦労はありましたが、西川先生の丁寧な指導の成果があらわれ、熱い気持ちの参加者は、棒の使い形ができるようになりました。
午後は、午前に練習した基本と形の復習及び棒を使っての移動基本。その中で、西川先生から棒の突き、受け、立ち方が、空手の技術や審判ジェスチャーに深く関係しているということを参加者に体験させながら、説明して頂きました。
そして全員が武術の奥深さに触れることができました。さらに、バッサイダイの最初の部分を棒を使って練習しました。参加者は、全体、グループ、各自での一生懸命な練習の中にも棒を振ることを楽しんでいるようでした。
最後の仕上げに、平安二段を棒を使い、その後、棒なしで形をしました。参加者の感想には「楽しかった」「また講習をしてほしい」「体幹を意識出来る」など、好評でした。
初めての古武道講習会でしたが、実施した甲斐があったととても嬉しく思いました。
(寄稿:大阪府空手道連盟女性部会部会長 千葉佳永子、写真提供:大阪府空手道連盟技術委員会女性部会)