9月29日(木)、「あなたのまちの空手道場探訪」の取材で「峡南空手道 柾友会」(雨宮さゆり道場長)を訪れました。
峡南空手道 柾友会は、1970(昭和45)年に山梨県西八代郡六郷町(現・市川三郷町)にて伊藤柾宏・後藤友紀の両先生が、空手道のスポーツ少年団としてスタートしたことに始まります。
以後、52年の歴史の間、世界チャンピオンとなった長谷川伸一・克英・行光の3兄弟のほか、国内外で活躍する多くの選手・指導者を輩出してきました。伊藤柾宏・後藤友紀の両先生が築いた空手道教育への強い意思は、現道場長の雨宮さゆり先生へと引き継がれています。
雨宮さゆり先生は、小学校3年生の時に柾友会で空手を始め、山梨県立市川高校在学中は2年次、3年次にインターハイの個人形に出場しました。山梨学院大学在学中は学連の各大会で上位入賞。そして、1996年の世界空手道選手権大会では女子団体形で優勝しました。
大学卒業後は、実業団で空手を続け、1998年の世界空手道選手権大会でも女子団体形で優勝しました。また、1999年の全日本空手道選手権女子個人形で第4位に入賞。結婚を機に一時空手から離れましたが、36歳の時に復帰し、その後、柾友会の道場長に就任し、現在に至ります。
「空手道から本当の強さを学んで欲しい」(雨宮先生)。柾友会では、本当の強さとは、優しい人であることを指導の柱に取り組んできました。
昨年から(公財)全日本空手道連盟ナショナルチームの形コーチを務める雨宮先生にご自身の空手歴、道場の沿革、指導法、今後の展望などについてお聞きしました。
詳細は10月21日発売の「12月号」に掲載します。