好評連載中の特集「強豪道場の練習メニュー探求」。10月発売の12月号は、2007年に千葉県の木更津市を拠点とする道場として創設した空手道 一心塾(代表:宮﨑輝之先生)です。
一心塾という道場名は「心を大切にする」「ひとつのことを追求する」道場にしようとの思いから名付けたと宮﨑先生。
道場設立当初から、宮﨑先生自身の空手経験と指導論をベースに練習メニューを展開し、また積極的に県内外の強豪道場との練習試合や練習会に参加。現在の組手試合でのあらゆる局面で強さを発揮するための理論・練習方法を確立させています。
「うちはとにかく運動量が多いです。それだけは変わっていません。それは体力作りと『自分は誰よりも頑張った』という自信を持つためです。技も同じで、試合で、自信のない技は出せません。自信のない技があれば、自信がつくまで練習させます」(宮﨑先生)。
こういった指導の結果、競技での成績も上昇。2009年の全少で渡邉健太選手が優勝したのを皮切りに、全少や全中、全中選抜などの全国大会や国際大会で活躍する選手を多数輩出しています。2015年の全少3年女子組手において藤樫くるみ選手が優勝、2016年の東アジア大会シニア男子組手-67kgでは宮﨑佑介選手が優勝、2018年の全少3年男子組手においては千葉嵐斗選手が優勝など、多数の競技実績をあげています。
また、木更津市立太田中学校として出場した本年の全中(第30回全国中学生空手道選手権大会)男子団体組手で準優勝となりました。
今回は、一心塾で日頃実践しているスピードトレーニングやあらゆる攻撃・防御に対応したパターン練習を紹介してもらいました。「普段から特別な練習はしていません。日々の練習で、選手自身が目標を達成する、そのくり返しです」(宮﨑先生)。
詳細は、来週10月21日発売の12月号で掲載いたします。ご期待ください。