「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」大会4日目の29日は、団体形の予選と、カデット・ジュニアのメダルマッチが行われた。
団体形の予選では、男女ともに日本チームが強さを見せて決勝進出を果たした。世界ジュニア選手権に日本が団体形チームを出場させたのは初。記念すべき初挑戦の選手たちが力を見せた。
女子団体形は、清水彩瑚・神嵜美桜・福岡夢心の浪速高校(大阪)のチーム。小柄な3選手だが、演武の一体感、高い技術を示す。第1ラウンドをトマリバッサイで25.6点、準決勝となった第2ラウンドではパープーレンで25.62点といずれも2位以下を1.0点以上引き離してグループ1位で決勝進出を決めた。
男子団体形は、若林寛斗・松村颯天・岡本朱良の大阪学芸高校の3選手。第1ラウンドのクルルンファでいきなり26.54点の高得点を記録。準決勝となった第2ラウンドでも、スーパーリンペイで26.08点を記録してグループダントツの首位で決勝進出を決めた。
団体形の決勝は、30日のアンダー21の組手メダルマッチの後、最後に行われる予定。
【大会4日目(10/29)日本選手結果】
ジュニア女子団体形:清水彩瑚・神嵜美桜・福岡夢心(浪速高校) 決勝進出
ジュニア男子団体形:若林寛斗・松村颯天・岡本朱良(大阪学芸高校) 決勝進出
【決勝はLIVE配信あり】
世界空手連盟(WKF)の公式Youtube
https://www.youtube.com/user/WKFKarateWorldChamps