11月20日、「KARATE1シリーズA2022ジャカルタ大会」の大会最終日、メダルマッチの組手種目に日本勢は6選手が挑んだ。
世界選手権銅メダリストの森優太(豊鉄筋)とアジア選手権銀メダリストの嶋田力斗(東翔)。日本の主軸を張る、男子組手-84kgの2選手。全日本体重別でも決勝で対戦した両選手が、今回決勝で対戦した。今回は嶋田の圧が勝り、崩しからの突きで3点先取して試合の主導権を握った。森も足技で反撃にでるが、そこを逃さない嶋田の巧さ。今回は5ー0で嶋田が勝利し金メダル、森が銀メダルとなった。
男子組手+84kgの吉村郁哉(京都産業大学職)は、決勝でボスニアの選手に敗れ銀メダル。
また、男子組手-60kg:近藤世渚(近畿大学)、男子組手-67kg:中野大輝(三重県スポーツ協会)の2選手が、3位決定戦で勝利して銅メダルを獲得した。
近藤は浪速高校から今年近畿大学に入った1年生。シニア国際大会初挑戦でメダルを獲得した。中野も、浪速高校→近畿大学と強豪校をルーツにし、現在は三重県の強化選手として励む。今年は国際大会3大会に挑戦し、今回2度目のメダル獲得。世界ランクもトップ32入りがほぼ確実となった。
【メダルマッチ動画は世界空手連盟WKFのYouTubeにて】
https://www.youtube.com/@WKFKarateWorldChamps/streams
【トーナメント結果】
【日本選手 結果】
11月20日メダルマッチ
女子組手-55kg:中村しおり 5位
男子組手-60kg:近藤世渚 銅メダル
男子組手-67kg:中野大輝 銅メダル
男子組手-84kg:嶋田力斗 金メダル
男子組手-84kg:森優太 銀メダル
男子組手+84kg:吉村郁哉 銀メダル
photo by KARATE JOURNAL