現在、開催中の第42回全国高等学校空手道選抜大会。第1日目の3月23日は、個人と団体の形競技が行われました。
その会場に、東京2020オリンピック金メダリストの喜友名諒さんが観戦に訪れました。
演武を披露していただけることが放送されると、会場から歓声とどよめきが起きました。
喜友名さんは、スーツ姿から空手衣に着替え、再登場。
迫真のオーハンダイの演武に、会場は万雷の拍手に包まれました。
演武を終えた喜友名さんは、会場の高校生に向かって、エールを送りました。
「今日は、午前中からみなさんの熱い試合を見せていただきました。
今、この時間は人生の宝になります。一瞬一瞬を大切に過ごしてください。
オリンピックでは、みなさんの応援が大きな力になりました。ありがとうございました。今日は、その気持ちを込めて演武させていただきました。
みなさんの前で演武ができて光栄に思っております。
高校生のみなさん、全力でがんばってください」。
「努力に勝る天才なし」と書かれた喜友名さん直筆のプレートは、福岡市総合体育館の廊下へ展示される予定です。