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【感謝の思いつづる】染谷真有美さん、競技生活引退

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★支え合い高め合う、兄妹の絆★

TOKYO2020オリンピック日本代表の染谷真有美さんが、昨年いっぱいで競技生活を引退したことが発表された。
3月30日に(公財)全日本空手道連盟が真有美さんのコメントを発表し、真有美さん自身もSNSで投稿。競技生活を振り返り、応援してくださる方々への深い感謝の気持ちを伝えた。

全空連ホームページでの発表とコメント
染谷真有美さん Instagram

多くの方々からの支援応援への感謝に加えて、コメントの中に、競技実績においては「幼い頃から、兄妹の絆が原動力でした。」と綴っている。真有美さんは、兄・隆嘉さん、姉・香予選手と全国や世界で活躍する空手3きょうだいの末っ子である。

2015年の全日本学生では、兄、姉に続いての3兄妹学生日本一を獲得した。2019年には地元・茨城国体での兄妹優勝。オリンピック予選レース真っ只中で、大ケガを抱えていたなかで、地元のために出場、強い気持ち、兄の奮起にも支えられて優勝を勝ち取った。そして、コロナ禍の未曾有の苦難の中で臨んだ2021年の東京オリンピックでは、兄姉が練習パートナーとして一番傍で支え、大舞台に立った。

真有美さんは、昨年、プレミアリーグ転戦やセルビアでの合宿参加などの様々な挑戦を経て「全てを終えたとき心が満たされた」ことが競技生活引退の決意につながった。

また昨年は世界空手連盟(WKF)のコーチ資格を取得、プレミアリーグで選手兼コーチも経験した。今後、姉の香予選手の練習コーチ兼パートナーとして共に世界で戦う。現在、そのための様々な分野の勉強と資格取得にも励む。選手としての経験と感謝を胸に、新たなステージで挑戦を続けている。

■染谷真有美(そめや・まゆみ)
1993年5月30日生まれ、茨城県古河市出身。花咲徳栄高校、帝京大学卒業。

【主な戦績】
2011年〜22年 JKFナショナルチーム所属
2021年 TOKYO2020オリンピック女子組手-61kg 日本代表
2018・19年 KARATE1 プレミアリーグ東京大会 銅メダル
2014・15年 KARATE1 プレミアリーグ沖縄大会 金メダル(2年連続)
2014年 世界空手道選手権大会 銅メダル
2019年 いきいき茨城ゆめ国体 第74回国民体育大会 優勝
2015年 全日本学生空手道選手権大会 優勝


2015年の全日本学生では、兄、姉に続いての3兄妹日本一を獲得。この時コーチ席には香予さんが特別に着いていた。


2017年の全日本選手権での姉妹対決!持っている全てを出し合う、素晴らしい試合に日本武道館がどよめいた。


2019年は地元・茨城国体での兄妹優勝。


コロナ禍の再選考をへて、TOKYO2020オリンピック日本代表として活躍した。


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