6月11日、「KARATE1プレミアリーグ2023福岡大会」大会最終日の決勝組手種目。日本勢が3種目を制した。
男子組手-60kg、橋本大夢(佐賀県スポーツ協会)は、カザフスタンの選手相手に、持ち味の飛距離のある突きを決めていく。カウンターが得意なカザフスタンの防御網を破る素晴らしい攻撃で得点を重ね、10ー4で勝利した。橋本は昨年末から出場する国際大会で4度目のメダルと強さを見せている。
女子組手では、-61kgの嶋田さらら(国士舘大学)が、試合終盤までリードされるも、ブザービートの突きを亀山歩コーチがVRで得点にし大逆転勝利。劇的な展開で国際大会初優勝を果たした。+68kgでは、齊藤綾夏(AGP)と澤江優月(テアトルアカデミー)の日本選手対決。息詰まる接戦を澤江が1ー0で制した。
女子組手-55kgの中村しおり(SPネットワーク)は五輪銀のアンジェリカ(ウクライナ)、-68kgの釜つばさ(同志社大学)はオリンピアンのエレナ(スイス)、いずれも世界トップの実力者に惜敗した。
【トーナメント結果】