全日本空手道連盟和道会が、6月3日、4日の2日間にわたり、BumB東京スポーツ文化館(東京都江東区)において、令和5年度第2回和道ナショナル指定選手強化合宿を開催しました。
強化合宿は、技術の向上とナショナル指定選手の選考を目的としており、86名が参加しました。
形は、篠原正道先生、園田玉紀先生、伊藤康夫先生、組手は、村瀬一三生先生、西村誠司先生、林晃先生、荒木春峰先生、山崎博先生、荒川尊祐先生が講師を務めました。
2日目にはナショナル指定選手の選考会が行われました。
閉講式で佐野善紹理事長は、「みなさんが持っている力を見せていただいた2日間でした。今回に限らず、これからも一番いい形や組手ができるように、日々稽古に励んでください」と挨拶しました。
今年度より、選考会で選ばれた指定選手には和道会のワッペンが配布されることになりました。
選考会を総括して技術委員会委員長の志村耕一先生は、「(代表選手として選ばれた証である)和道のワッペンに恥じないよう、どの大会でも全力でベストを尽くしてください」と選手を激励しました。
村瀬一三生先生は、「組手で間合いをコントロールする者は自分自身もコントロールできます。今日より明日、明後日、1年先に、より強くなっている自分をイメージして稽古に励むとよい結果が待っています」と述べました。
6月4日には、令和5年度第1回全国組手審判強化講習会が併催され、選手を対象にした新ルールの説明も行われました。
6月22日発売のJKFan8月号「和道会ニュース」に掲載します。