★東京都「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」★
12月19日、20日の両日、TOKYO2020オリンピック空手日本代表の西村拳選手が、東京都の「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」に講師として参加。19日は江東区・ちどり幼稚園、20日は三鷹市・北野小学校で空手の体験授業を行なった。
東京都が主催し、都内の公立学校を対象にさまざまな体験活動の機会を提供しているこのプロジェクト。空手道のオリンピアンとして、西村選手が体験講師に招かれた。
西村選手は、初めて空手に触れる子どもたちに、「日本の武道」として空手道の礼法から紹介。気をつけや礼の仕方を伝えると、子どもたちもキリッとした背筋の伸びた姿勢になり、雰囲気が引き締まる。
その後、突きと蹴りを全員で体験。西村選手が「気合(きあい)」を出すことを教えると、子どもたちも「エイッ!」と元気な声を響かせながら、突きや蹴りを繰り出した。また時折、応用として西村選手がスピードある突きや変化に富んだ蹴りを見せ、会場の子どもたちや先生がオオッとうなる、トップ選手の技を近くで見る体験の機会にもなった。
短い時間ではあったが、手軽に全身を動かすことのできる空手道の体験を経て、参加した子どもたちが明るく元気な笑顔を見せていた。
西村選手への質問コーナー。観覧の親御さんからも質問を受け付け、西村選手は自身の小さい頃のエピソードなどを尋ねられていた。子どもたちからの予想外の質問に、思わず笑顔!
空手道が日本発祥の武道であることを紹介。全身を動かす体育と、日本文化としての歴史や精神性を学ぶ機会として授業が進められた。