JKFan3月号での既報の通り、令和5年度武道功労者として空手道からは松倉栄重氏((一社)全日本学生空手道連盟理事長・77歳)が受章された。1月8日(月・祝)には、(公財)日本武道館主催による「鏡開き式・武道始め」が日本武道館において開催され、武道功労表彰式にて松倉氏が表彰された。
北海道函館市出身の松倉氏は、高校時代に空手道を始め、拓殖大学に入学し空手道部に入部。在学中は学連の大会で活躍し、卒業後も拓殖大学空手道部コーチとして学連の大会で数多くの優勝に導いた。その後は関東学生空手道連盟、(一社)全日本学生空手道連盟の理事長として学生空手道連盟の運営の中枢を担い、同連盟の発展に尽力。さらには、(公財)全日本空手道連盟の常任理事、理事としても空手道界の発展・地位向上に努めてきた。
3月2日(土)、松倉氏の武道功労章受章を祝うため、東京都台東区の浅草ビューホテルにて「松倉栄重氏 武道功労章受章記念祝賀会」が盛大に開催された。
会場には、発起人、全空連関係者、学連関係者、空手道関係者をはじめ、拓殖大学空手道部OB・OGを含む関係者約280名が集まり、(一社)全日本学生空手道連盟の渡辺利夫会長、学校法人拓殖大学の岡戸巧理事長、学校法人国士舘の大澤英雄理事長など、多くの来賓も出席した。
栗原茂夫・(公財)全日本空手道連盟副会長の代表発起人挨拶に始まり、渡辺利夫・(一社)全日本学生空手道連盟会長などの来賓祝辞、来賓紹介、記念品贈呈と祝賀会は進み、花束贈呈は、松倉氏のお孫さんの鴫原潤君が行った。
松倉氏の祝賀会開催への謝辞の後、松倉氏と同期・昭和44年に大学を卒業した「獅々の会」のメンバーが登壇し、乾杯を行った(挨拶は古川稔・(一社)関東学生空手道連盟理事長)。
祝宴(祝電披露)の後、拓殖大学応援団OB紅会有志による拓殖大学校歌の斉唱、応援演舞、松倉氏をはじめ空手道部OBによる空手道部愛唱歌の斉唱が行われた。
長田義行・(一社)全日本学生空手道連盟副理事長の閉会のことばで祝賀会は締めくくられ、松倉栄重氏武道功労章受章記念祝賀会は盛況の中、滞りなく閉会となった。
松倉栄重氏武道功労章受章記念祝賀会の模様は、JKFan2024年5月号(3月23日発売)に掲載いたします。