エディオンアリーナ大阪で開催された「第32回全国中学生空手道選手権大会」”全中”。
最終日の8月22日は、男女の団体組手種目の予選〜決勝が行われた。
男子団体組手は、浪速(大阪)が地元開催に華を添える、3連覇を達成した。準々決勝で横浜市立新羽(神奈川)、準決勝で佐野市立北(栃木)と全国各地の並いる強豪道場チームに競り勝ち、決勝ではライバル・日本航空高校附属(山梨)に先鋒・西野雅陽、中堅・光久治輝の2人で2勝して押し切った。浪速チームは今大会、キャプテンの矢倉駕武が翌日からのアジアカデット大会のために欠場。その中で各選手が強さを発揮、チーム力の高さを見せるとともに、アジア大会への最高のエールとなったことだろう。
女子団体組手は、札幌市立光陽(北海道)が優勝。寺田道場の飯島陽愛・寺田凛・富樫凛の2年生トリオが、準々決勝以降は2勝1敗ではあるが粘り強く勝ち上がった。寺田道場としては2018年の第26回大会の八軒中学校以来の団体組手日本一となった。
来年は長野県・ビックハットでの開催が決まっており、閉会式にて発表された。