9月吉日、11月号の特別企画取材で、静岡県御殿場市の御殿場西高等学校空手道部を訪れた。
高校3年生にとっては青春の全てをぶつける夏のインターハイ。2024年夏、長崎県佐世保市で行われた高校総体空手道競技(インターハイ)は、女子団体組手は御殿場西(静岡)、男子は高松中央(香川)の優勝で幕を閉じた。
一昨年に女子団体組手で史上初の4連覇を果たした御殿場西高校。昨年は、高松中央高校の軍門に下り、5連覇の夢は途絶えたが、今夏見事に「夏の御西」として復権を果たした。女子優勝は1997(平成9)年の初優勝から数えて通算8度目の優勝となり、宇都宮女子商業(現・宇都宮文星女子)と優勝回数で並び、最多タイの記録となった。
毎年世代が入れ替わる高校空手において、様々なメンバーのもとでチームをアップデートし、団体日本一に君臨できる理由とは?
後半では、御殿場西の”十八番”「ケース練習」の一部の紹介とインターハイ女子団体組手にエントリーした7名の選手の「私の得意技」を紹介。さらに最終ページでは御殿場西のこれまでのあゆみも掲載する。
今年度は52名の部員が細矢真人監督、そして指導力に長けたコーチ陣のもと日々練習に励んでいる。
この特別企画では、御殿場西の勝利の要因を探り、いかにして日本一を取るチームを育んでいるかのか、チームのスタイルに迫る。
詳細は9月21日発売の11月号に掲載いたします。