2月16日(金)~18日(日)、宮崎県宮崎市のKIRISHIMAツワブキ武道館において「平成29年度学校空手道実技指導者講習会」(主催:スポーツ庁・公益財団法人全日本空手道連盟、協力:宮崎県空手道連盟)が開催されました。
この講習会は、平成24年度から導入された「中学校武道必修化」に合わせて、保健体育科の先生方、または部活動指導者(外部指導者を含む)に対し、学校における武道指導の充実を目的として実施されています。
現在空手道を実施している中学校は254校(平成30年1月現在)。授業種目としての空手道には、「男女共修、一般体育授業の服装でよい(特別な用具がなくてもできる・低予算)、安全性が高い」など多数利点があり、実施校は着実に増加しております。今回の講習でも、「すでに導入をしている」あるいは「今後導入の考えがある」という保健体育科教員の方々も参加。
2020年東京オリンピックでの空手道の種目採用の勢いも受け、全日本空手道連盟では近年中には300校達成を目指しています。講習会の参加者からは、「実際の授業で使える指導方法が学べた」との感想をいただきました。
《講習内容》
(1日目)2月16日(金)
・受付、開講式
・解説「学校における武道指導の在り方」
・講義「空手道の特性」
・実技「空手道の基本動作(移動基本動作)の指導法」
(2日目)2月17日(土)
・講義「学校における武道の指導を安全に行うために」
・実技「中学校武道指導実践法」
・中学校武道必修化指導書DVD視聴
・実技「団体形競技会・約束組手競技会」
(3日目)2月18日(日)
・実技「中学校武道指導実践法」
・実技「形の指導法」
・閉講式
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基本動作(移動基本動作)の練習。
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日野一男講師による「学校における武道の指導を安全に行うために」の講義。
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空手道経験者が未経験者を指導した。
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3人ひと組みでの団体形の競技会も行われた。
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17日(土)の参加者、講師、関係者一同。