「平成27年度 第35回全国高等学校空手道選抜大会」が、北海道札幌市の北海きたえーるで開幕しました。
本日の開会式では、笹川堯・全空連会長が挨拶で、「日本発祥の空手道が世界の空手に成長し、オリンピックの空手になれるチャンスです」と述べ、また、近藤彰郎・全国高体連空手道専門部部長は、「昨年9月に空手が2020年東京オリンピックの追加競技としてIOCに提案されたことで、より一層空手に注目が集まっています。今年8月のIOC総会で正式に決定されれば、今大会の出場選手の中からもオリンピック選手が誕生することでしょう。空手界の大きな夢に向かって、今大会を大いに盛り上げてください」と出場選手を激励しました。
選手宣誓は、安藤翔(恵庭南高校2年)・土谷菜々子(札幌北高校1年)の両選手が行い、「北海道の地で、将来のオリンピアンを目指して頑張ります」と力強く述べました。
今大会は、試行措置として、世界大会などの国際大会と同じスタイルで進行されます。例として、コートを「Tatami(タタミ)」と呼び、試合での選手の入退場の方法や、コートのレイアウトが変わります。今の高校生が国際大会で活躍できるように、高体連のチャレンジが始まりました!
試合は明日26日より開始されます。