マドリード世界選手権1日目、男女の個人組手重量級の4種目が終了した。
女子組手+68kg、ディフェンディングチャンピオンの植草歩は、無失点で決勝進出を決めた。試合中に相手の動きに順じて即座に戦略を変えるクレバーさを見せた。決勝は、ギリシャのエレニとの、前回世界選手権と同じ決勝の顔合わせとなる。
一方、そのほかの3種目では、日本選手が苦戦。男子組手+84kgの香川幸允はトルコに1ー3、女子組手-68kgの染谷香予はイタリアに1ー3と、それぞれ初戦で敗れた。
さらに、衝撃的だったのが男子組手-84kgのディフェンディングチャンピオン・荒賀龍太郎の敗戦、3回戦でベラルーシのアントンに完璧な組手をされ、上段蹴りを2つ浴びて0ー6のスコアで敗れた。
大会2日目は、個人組手の中・軽量級の6種目が行われる。