9月15日(火)、連載「先生の特別授業」の取材で大分県宇佐市の「学校法人吉用学園 柳ヶ浦高等学校」を訪れました。
同校は、野球などのスポーツ、部活動において全国的に知られ、特に野球部は2004年には明治神宮野球大会で優勝しています。空手道部は2006(平成18)年に創部され、以来インターハイ・全国高校選抜に連続で出場し、インターハイ・全国高校選抜ともに10年連続出場表彰を受賞しました。
現在は、大分県出身の藤澤武之先生が顧問・監督を務めています。
藤澤先生は、父親の開いた剛柔流大在樹道館(藤澤裕治先生)で空手を始めました。4人兄弟の長男で、二男・竜太さん、三男・挙大さん、四男・貴樹さん(2016年ナショナルチーム所属)もそれぞれ空手で実績を残し、父の裕治先生とともに「藤澤親子」あるいは「藤澤4兄弟」として知られています。
藤澤先生は、福岡市の東福岡高校から九州産業大学へ進学。高校時代はインターハイ、全国高校選抜に出場、学連では北部九州大会優勝、全九州大会準優勝などレギュラーとして活躍しました。
大学卒業後、博多高校に非常勤講師として1年間勤務の後、大分に戻り県立高校の講師として3年間勤務し、2013年に柳ヶ浦高校へコーチとして採用され、翌年前監督の伊藤武也先生(現・京都外大西高校)の退職を機に監督へ就任し、現在に至ります。
監督に就任後は「挑戦することを臆するな」を部のテーマに、トレーニングメニューも空手のみにこだわるのではなく、例えば組手に活かすことができる他競技のトレーニング方法も取り入れ、部員の競技力向上、自身の指導力向上に努めています。
今春の全国高校選抜には、男子団体組手と男子個人組手-68㎏級で出場予定でした。現在、部員達は来年の選抜、インターハイ出場を目標に日々練習に励んでいます。
藤澤先生にご自身の空手歴、指導歴、指導法、今後の展望などをお聞きしました。
詳細は10月23日発売のJKFan12月号に掲載します。