8月29日(日)、国際正道-空手連盟 FIKA 正道会館が主催する「Adidas KARATE GRAND PRIX 2021」(第39回全日本空手道選手権大会2021)がエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催されました。
全国的なウイルス感染拡大の影響で開催が危惧されましたが、大会当日の入場はマスク着用厳守及び検温チェックを実施。出場選手は抗体検査を実施するなど、万全の対策を施しての開催となりました。
大会コンセプトは、「空手を学ぶ全世代が出場可能な空手の祭典」。国内NO.1を目指すチャンピオンクラスから中級者スタンダードクラス、初心者チャレンジクラスが種目設定されています。
開会式で正道会館の石井和義館長は、「全国的なコロナ禍において、今大会を開催するか否かギリギリまで協議しましたが、皆さんの理解ある行動と多くの方々のご協力により、大会を開催できることになりました。何よりも大会開催にご尽力頂いたのは、この場におられる御父兄の皆様だと思います。この場を借りて御礼申し上げます」と挨拶しました。
2017年11月には、(公財)全日本空手道連盟の認定団体となった正道会館。一昨年のこの大会から直接打撃と伝統派空手のルールを融合させた『フルコンPlus』のカテゴリーを新設し、今回は伝統派空手(全空連)から2名の選手がエントリー(1名は欠場)。
フルコンPlus-90kg級には、花車勇武選手(和道会、宮崎第一高校→法政大学OB)が出場し、決勝戦で伊藤蓮選手(正道会館team蓮)に逆転負けを喫しましたが、フルコン空手と伝統派空手の融合した醍醐味を見せてくれました。
大会の模様・公式結果はJKFan11月号(9月22日発売)で掲載予定です。