10月1日からロシア・モスクワにおいて開催されている「KARATE1プレミアリーグ・モスクワ大会」。1日、2日は各種目の予選が行われた。
男子個人形において衝撃が走った。日本の阿部倖地が、オリンピック銀メダリストであるスペインのダミアンを上回る得点で決勝進出を決めた。
18歳の大学1年生、阿部は準決勝の位置づけである第3ラウンドでオーハンダイを演武して25.92点を記録。技術点、競技点ともにダミアンを上回った。阿部は前回のプレミアリーグ・カイロ大会でもオリンピック銅メダリストのトーレスを上回る演武を見せた。驚異の18歳が世界で躍動している。
また男子個人形においては、大分市消防局の西山走が決勝進出。西山はオリンピック銅メダリストのトーレスを圧倒する得点を記録した。さらに甲斐絢人、池田竜晟ともに3位決定戦に進んだ。
女子個人形では大野ひかる、清水那月、尾野真歩の3選手が3位決定戦に進出。アメリカ代表の日本人・國米櫻が、決勝進出を果たした。
日本勢の組手選手では、女子組手+68kgの齊藤綾夏が3位決定戦へ進んだ。
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