11月13日(土曜日)、大阪市のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて(公財)全日本空手道連盟「公認六段位審査会」が開催されました。
審査会開始式で栗原茂夫・全空連副会長は「全国各地から多くの方が受審して頂き、全空連として心より感謝いたします。先般の東京オリンピックでは皆さんもご承知のように、金・銀・銅と三つのメダルを獲得することができました。残念ながら、次のフランスのパリでは空手道は入っておりませんが、今後のロサンゼルス、オーストラリアのブリスベンとオリンピックは永遠に続きます。必ず空手道は世界の皆さんに支持されて、今後は必ずオリンピックに採用されると信じ、私達、また後に続く人達も努力していけば必ず入ることと思います。また、コロナ禍の中で全空連の会員数は減っております。とにかく、皆さんと力を合わせて、学校武道とともに少子化の中で空手道の普及に邁進していければと思っております。今日は皆さんが懸命に練習されたその成果を平常心で発揮して頂いて、全員が合格することを念願いたしております」と挨拶しました。また、東京での大会のために足を運ぶことができなかった笹川堯・全空連会長よりのメッセージを代読しました。
本日の審査には101名が受審。受審者の資格基準は、公認五段取得4年以上(2017年12月14日以前取得者)満34歳以上となっています。
審査は、筆記試験と形実技(指定形一つ・得意形一つ)と組手実技(自由組手1試合)を実施。一昨年までは、六段位の組手審査は2試合を実施していましたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、昨年より組手は1試合となりました。
今回は、新型コロナウイルス感染対策のために、受審者はみな検温を実施し、健康チェックシートを提出して万全の対策を施しての審査となりました。
審査結果は後日、書面にて個人と所属団体に通知され、全日本空手道連盟のホームページにも掲載される予定です。
明日は14日(日曜日)は「公認七段位審査会」が開催されます。