「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」大会1日目の組手種目は、カデットの6種目が行われた。
日本選手は、3選手が3位決定戦へ進んだ。惜しくも決勝進出者はなかった。一方、エジプト勢がメダルマッチ進出者を多数輩出した。日本勢も3種目でエジプト勢に敗れることとなり、シニア世代も含めた今の組手大国であるエジプト選手の技術にはこれからも注目であろう。
カデット男子組手-52kg、最軽量級の福島樹稀は、持ち前のスピードとコーナーワークを巧みに使う。ゲームメイクの上手さを見せた。準々決勝で敗れたが、敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦進出を決めた。-57kgの中村太耀は、突き技の鋭い入りで相手を固め着々と加点。攻撃力の高さを見せた。準決勝で敗れ、3位決定戦へ。
女子組手+54kgの松浦舞世は、僅差の試合を次々と勝ち抜き準決勝へコマを進めた。準決勝でも、相手のスペイン選手との0ー0の判定となり、惜しくも判定負けで3位決定戦へとまわった。
【大会1日目(10/26)日本選手結果】
カデット男子組手-52kg:福島樹稀(浪速中学校) 3位決定戦へ
カデット男子組手-57kg:中村太耀(日本航空高校) 3位決定戦へ
カデット男子組手-63kg:柚木智尋(御殿場西高校) 4回戦
カデット男子組手-70kg:佐藤麒一(世田谷学園高校) 2回戦
カデット男子組手+70kg:三木統嗣(京都市立洛南中学校) 3回戦
カデット女子組手+54kg:松浦舞世(帝京中学校) 3位決定戦へ
【3位決定戦・決勝はLIVE配信あり】
世界空手連盟(WKF)の公式Youtube
https://www.youtube.com/user/WKFKarateWorldChamps