10月26日〜30日にトルコ・コンヤで開催された「第12回世界カデット、ジュニア&アンダー21空手道選手権大会」。98の国と地域から延べ1779名の選手が出場した。
全35種目のメダル獲得数では、日本が金メダル10個、銅メダル3個で世界一に。大会史上初となる形競技の全8種目完全制覇が光った。
一方で、組手だけを見ると金メダルはトルコとエジプトが4つずつでトップ。なお銀・銅も含めてトルコは8個、エジプトは9個のメダルを獲得。日本の組手は金2銅3と5個のメダルで、金メダル数とメダル獲得個数でもエジプト・トルコは日本を上回った。
またモロッコが金メダルこそなかったが、7個のメダルを獲得。アルジェリアは金メダル3個と、アフリカ・中東勢の強さが目立つ。
またアジアでも、実力国のカザフスタン、ヨルダン、サウジアラビアがしっかりとメダルスタンディング上位に。さらに今大会はベトナムが組手でも活躍。組手大国イランは今大会は金メダル1つに止まったが、上記の各国同様に12月16日からのアジアジュニア選手権でも注目される強豪国だ。
【日本選手結果まとめ】
カデット男子組手-52kg:福島樹稀(浪速中学校) 銅メダル
カデット男子組手-57kg:中村太耀(日本航空高校) 5位
カデット男子組手-63kg:柚木智尋(御殿場西高校) 4回戦
カデット男子組手-70kg:佐藤麒一(世田谷学園高校) 2回戦
カデット男子組手+70kg:三木統嗣(京都市立洛南中学校) 3回戦
カデット女子組手-47kg:内田智菜(浪速高校) 金メダル
カデット女子組手-54kg:名取殊里亜(浜松修学舎中学校) 1回戦
カデット女子組手+54kg:松浦舞世(帝京中学校) 5位
ジュニア男子組手-55kg:山本大雅(浪速高校) 2回戦
ジュニア男子組手-61kg:南秀之輔(浪速高校) 4回戦
ジュニア男子組手-68kg:池田刻斗(浪速高校) 5回戦
ジュニア男子組手-76kg:𠮷村泰盛(京都外大西高校) 2回戦
ジュニア男子組手+76kg:池田剛基(浪速高校) 3回戦
ジュニア女子組手-48kg:大田花希(福井工業大学付属福井高校)2回戦
ジュニア女子組手-53kg:崎山紬(高松中央高校) 4回戦
ジュニア女子組手-59kg:土居姫佳(小松大谷高校) 5位
ジュニア女子組手+59kg:藤樫くるみ(浪速高校) 5位
アンダー21男子組手-60kg:政岡大雅(国際武道大学) 9位
アンダー21男子組手-67kg:北代涼馬(近畿大学工学部) 銅メダル
アンダー21男子組手-75kg:赤曽部瑞生(近畿大学) 7位
アンダー21男子組手-84kg:新井蓮(近畿大学工学部) 2回戦
アンダー21男子組手+84kg:山内健太郎(近畿大学工学部) 5位
アンダー21女子組手-50kg:岡﨑愛佳(近畿大学) 1回戦
アンダー21女子組手-55kg:小堂利奈(京都産業大学) 4回戦
アンダー21女子組手-61kg:齋藤綺良理(御殿場西高校) 4回戦
アンダー21女子組手-68kg:釜つばさ(同志社大学) 銅メダル
アンダー21女子組手+68kg:寺澤紗良(中部学院大学) 金メダル
カデット女子個人形:髙田あずさ(高松中央高校) 金メダル
カデット男子個人形:龍見侑曉(高崎市立寺尾中学校) 金メダル
ジュニア女子個人形:古河蒼波(大阪学芸高校) 金メダル
ジュニア男子個人形:斉藤梨寿嬉(光明学園相模原高校) 金メダル
アンダー21女子個人形:大内美里沙(同志社大学) 金メダル
アンダー21男子個人形:阿部倖地(慶應義塾大学) 金メダル
ジュニア女子団体形:清水彩瑚・神嵜美桜・福岡夢心(浪速高校) 金メダル
ジュニア男子団体形:若林寛斗・松村颯天・岡本朱良(大阪学芸高校) 金メダル
【10/29 決勝YouTube映像】
【10/30 決勝YouTube映像】
★大会のもようは11/22発売のJKFan2023年1月号にて掲載予定