アジア選手権大会3日目の18日、シニア女子組手で日本の女子組手選手が活躍。5種目全員がメダル確定、決勝進出4名と躍進した。
-50kgでは、準決勝で日本代表の宮原美穂とフィリピン代表の月井隼南が対戦。両者得点を取り合うシーソーゲームで、最後は5ー5で先取を持つ宮原に軍配が上がった。
-55kg、中村しおりが魂の戦い。冷静な中に強い気持ちを感じる佇まい、試合最終盤の集中と凄まじい粘りで勝ち抜き、初のアジア優勝へ王手をかけた。
-61kgの嶋田さららは、3位決定戦での試合終了直後に失点とみなされた判定が、亀山歩コーチのプロテストで覆り、勝利につながった。嶋田は銅メダル、国際大会自身初のメダルを獲得となった。
-68kgの染谷香予は、準決勝でインドネシアに勝利し決勝進出。5度目のアジア制覇の偉業にあと一つ。+68kgの植草歩は、準決勝のイラン戦で相手選手にリードを許すも、残り時間3秒で逆転。決勝進出を決めた。
決勝は12/20に行われる。
また、フィリピン代表の月井は5位、同じくフィリピン代表で国士舘大学所属の三須れもん(-68kg)は1回戦で強豪カザフスタンに敗れた。
【大会3日目(12/18)日本選手結果 女子組手】
女子組手-50kg:宮原美穂(帝京大学) 決勝進出
女子組手-55kg:中村しおり(株式会社エス・ピー・ネットワーク)決勝進出
女子組手-61kg:嶋田さらら(国士舘大学) 銅メダル
女子組手-68kg:染谷香予 決勝進出
女子組手+68kg:植草歩 決勝進出
女子組手-50kg:宮原美穂(帝京大学) 決勝進出
女子組手-55kg:中村しおり(株式会社エス・ピー・ネットワーク)決勝進出
女子組手-61kg:嶋田さらら(国士舘大学) 銅メダル
女子組手-68kg:染谷香予 決勝進出
女子組手+68kg:植草歩 決勝進出
【12/20 決勝スケジュール】 日本との時差4時間
https://www.sportdata.org/wkf/dtm_timetables/575.html#2022-12-20
【大会情報まとめ】
https://www.karatedo.co.jp/news/topics/20221215/27168