アジア選手権大会最終日の20日に行われたシニア男子組手の決勝詳細。
日本は2種目で決勝を戦い、+84kgの平田京が金メダルを獲得した。シニア初代表の大学3年生の平田、前々日の予選では、初戦でイランのアバザリから金星を挙げるなど快進撃を見せていた。この日も勢いそのまま、決勝のカザフスタン選手との試合でも、先取を奪いリード。中盤に上段蹴りを浴びて逆転されるが、最後の最後、残り時間4秒で捨て身の勝負に出た裏回し蹴りを決めて再逆転。6ー6の先取勝で、平田は初優勝を飾った。
日本男子最重量級でアジアを制するのは2015年の大会(香川幸允)以来。「疲れました!でも最高に嬉しいです!」と平田。パワーもスタミナも、そして間合いの駆け引きも気が抜けないアジア重量級のハードな試合を制し、喜んだ。
-67kgの小崎友碁は、決勝でオリンピック銅メダリスト・マサトファ(ヨルダン)と対戦。2ー3で惜敗し、銀メダルであった。
なお、男子個人組手ではヨルダン選手が6種目中4種目を制した。小崎に勝利したマサトファ以外は18〜21歳の若手ばかり。団体組手でも日本に勝利するなどして銅メダル。ヨルダンの若き黄金世代がアジアで隆盛した。
【大会5日目(12/20)日本選手結果 男子組手】
男子組手-67kg:小崎友碁(公益財団法人佐賀県スポーツ協会) 銀メダル 決勝vsヨルダン 2ー3負
男子組手+84kg:平田京(東洋大学) 金メダル 決勝vsカザフスタン 6ー6先取勝
男子組手-67kg:小崎友碁(公益財団法人佐賀県スポーツ協会) 銀メダル 決勝vsヨルダン 2ー3負
男子組手+84kg:平田京(東洋大学) 金メダル 決勝vsカザフスタン 6ー6先取勝
【大会情報まとめ】
https://www.karatedo.co.jp/news/topics/20221215/27168
★大会の模様は、2023年1月23日発売のJKFan2023年3月号に掲載予定
https://www.jkfan.jp/jp