この連載特集では、本年12月の全日本空手道選手権大会男女形にて史上初・夫婦で日本一を獲得した西山走(かける)選手&大野ひかる選手(ともに大分市消防局、その後のアジア大会でも夫婦で金メダル獲得)、また同大会女子組手にて優勝した澤江優月選手(帝京大学)をはじめ、複数名の空手トップアスリートのトレーナーを務める大場瞬一先生(REA-GROW代表・福岡県田川市、理学療法士・大分県空手道連盟医科学委員会委員)に、形・組手競技に役立つ効率的なトレーニング方法を紹介してもらいます。
トレーナーの大場先生は、2012年より大分県空手道連盟の国体チームトレーナーを務め、2015年からは全日本選手権の大分県代表チームトレーナーに就任、また同年からは、大野ひかる選手の個別トレーニングを開始し、2017年からは西山走選手の個別トレーニングも行っています。2018年からは、両選手が出場するのプレミアリーグなど国際大会での専属トレーナーも務めています。
現在は、TEAM REA-GROWとして、西山・大野・澤江選手のほか、女子形の清水那月選手(株式会社1&Dホールディングス)、男子組手の小崎友碁選手(佐賀県スポーツ協会)、江藤純哉選手(大分市消防局)、女子組手の片山花女選手(九州産業大学職員)のトレーニングも指導しています。
今回の連載PART1(形編・3月号〜5月号)は、特に形競技での、
・スピード強化
・極めの強化(ぶれない身体)
・パワーの強化
などのトレーニングメニューを紹介してもらいました。
以降の予定は、PART2(組手編・6月号~8月号)、PART3(形編・9月号~11月号)と続き、
約1年間の連載とする予定です。
PART1(形編)の第1弾は、1月23日発売の「JKFan3月号」に掲載します。
自宅などでのトレーニングにも役立つメニューもありますので、ご期待ください。