12月3日、早稲田アリーナにて「第82回早慶空手定期戦」が開かれた。
1960年(昭和35年)から続く、早稲田大学空手部と、慶應義塾大学空手部による「早慶空手定期戦」。この定期戦の当初に空手競技のルール試案を作り、両校の交歓稽古で試されたものが現在の競技ルールのもととなっており、この早慶空手定期戦は、まさに空手競技の原点とも言える。
今回のホームになった早稲田大学の田中愛治総長は、同空手部のOB。今年の全日本体重別優勝者の芝本航矢は、同校OBでコーチを務める。また、慶應義塾大学空手部は2024年に創部100年を迎える。ますます注目高まる両校の伝統の一戦である。
13人制の団体組手で競う大学試合組手では、試合前に両校応援部・応援指導部による校歌斉唱とエール交換を行なう。両校譲れない、プライドがぶつかり合う熱戦は、今回は慶應が9勝、早稲田が4勝で、慶應に軍配が上がった。
【結果】
大学試合組手(13人制) 慶應○ー×早稲田 (慶應9勝 早稲田4勝)
高校試合組手(7人制) 慶應○ー×早稲田 (慶應6勝、早稲田2勝、1分)
詳細はJKFan2月号(12/22発売予定)にて掲載予定
写真提供=早稲田大学空手部