ヨルダン・アンマンで開催されている「AKF第15回アジアシニア空手道選手権大会」。大会2日目の14日は、個人・団体形と、個人組手種目の敗者復活戦と決勝が行われた。
形種目では、全4種目で日本が優勝の完全優勝。昨年の前回大会につぐ好成績を収めた。
女子個人形の清水希容は、決勝でマレーシアにスーパーリンペイで5ー0の勝利。男子個人形の喜友名諒は、決勝は中華台北と対戦し、アーナンダイで5ー0の完勝した。
女子団体形日本チーム(平紗枝、武儀山舞、石橋咲織)は、決勝ではマレーシアを相手にウンスを演武。迫力の演武で5ー0とし、金メダルを獲得した。そして男子団体形日本チーム(喜友名諒、金城新、上村拓也)は、決勝でアーナンダイの団体形演武を公式戦初披露。力強い演武、分解では3選手のめまぐるしい技の攻防が会場全体を興奮のるつぼにし、5ー0で勝利、優勝を果たした。
個人組手では、女子組手-50kgの宮原美穂、同-68kgの染谷香予、男子組手-84kgの荒賀龍太郎の3選手が優勝。
宮原は、決勝で中国と対戦し、終盤にビハインドから中段蹴りを決めて5ー5の先取での勝利、アジアシニア初優勝を果たした。
染谷は、決勝ではベトナムの選手に3ー0で快勝。アジア選手権3連覇という大記録を果たした。
荒賀の決勝は、地元ヨルダンの選手との対戦。地元ヨルダンの大応援団のアウェーの中で、冷静に勝負どころを抑えて3ー0の勝利。これぞ日本のエースという凄みを見せつけて優勝を果たした。
【7/14の結果】
女子個人形:清水希容 金メダル
男子個人形:喜友名諒 金メダル
女子団体形:平紗枝、武儀山舞、石橋咲織 金メダル
男子団体形:喜友名諒、金城新、上村拓也 金メダル
女子組手-50kg:宮原美穂 金メダル
女子組手-68kg:染谷香予 金メダル
女子組手+68kg:植草歩 銅メダル
男子組手-84kg:荒賀龍太郎 金メダル
男子組手+84kg:香川幸允 銀メダル