8月25日から行われている第18回アジア競技大会の空手競技。大会最終日の27日には、組手の4種目が行われた。
日本選手団のエース・男子組手-84kgの荒賀龍太郎が、また一つ大記録を達成した。今大会も接戦を制してトーナメントを勝ち上がり、優勝。前回大会に次ぐアジア競技大会2連覇を果たした。4年に一度のアジア競技大会、日本組手においては史上初となる。男子組手-75kgの渡邊大輔は、初戦でマレーシアに敗れた。
女子組手では、-68kgの染谷香予、-50kgの宮原美穂がともに銅メダル獲得。これで、25日に金メダルを獲得した植草歩と合わせて、女子組手は全選手がメダルを獲得した。
大会を通じ、日本選手団は、金メダル4と銅メダル2の6つのメダルを獲得。金メダル数は参加国数最多だが、メダル獲得数ではイランが8つと、組手選手層の厚さでは、課題を残した。