7月19日からウズベキスタン・タシュケントにおいて行われている「AKF第16回アジアシニア空手道選手権大会」。大会2日目の20日は、個人・団体形の2回戦~決勝と、個人組手種目の敗者復活戦・メダルマッチが行われた。
男子個人組手陣が活躍。男子組手-67kgの︎篠原浩人、-75kgの西村拳の2選手が金メダル、+84kgの香川幸允が銀メダル、-84kgの荒賀龍太郎が銅メダルと、3人のファイナリストで2種目の優勝は、アジア選手権の現行の階級では日本史上最高の成績を残した。
-67kgの篠原は、決勝でカザフスタンの強豪選手に1ー1の先取勝ち。少ないチャンスを確実にモノにし、アジア選手権は初優勝となった。-75kgの西村もアジア初制覇。決勝はサウジアラビアに3ー0で快勝した。
女子組手は、-50kgの宮原美穂が銀メダル。決勝は地元ウズベキスタンの選手を相手に、大アウェーの戦い。先行するが、終盤に同点に追いつかれ、8ー8、判定で敗れ銀メダルだった。また、-61kg:森口彩美、-68kg:染谷香予の2選手が銅メダルだった。
形種目では、全4種目で日本が優勝。女子個人形の清水希容は、決勝で香港のグレースとのチャタンヤラクーサンクー対決を制してアジア選手権3度目の優勝を果たした。
男子個人形の喜友名諒、男子団体形は、相手に大差をつけての勝利で、ともにアジア4連覇を達成。女子団体形は、相手の棄権により優勝を果たした。
女子個人形:清水希容 金メダル
男子個人形:喜友名諒 金メダル
女子団体形:平紗枝、石橋咲織、籔本光咲 金メダル
男子団体形:喜友名諒、金城新、上村拓也 金メダル
女子個人組手-50kg:宮原美穂 銀メダル
女子個人組手-61kg:森口彩美 銅メダル
女子個人組手-68kg:染谷香予 銅メダル
男子個人組手-67kg:篠原浩人 金メダル
男子個人組手-75kg:西村拳 金メダル
男子個人組手-84kg:荒賀龍太郎 銅メダル
男子個人組手+84kg:香川幸允 銀メダル