11月17日(日)、大阪市のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)にて(公財)全日本空手道連盟『公認七段位・八段位審査会』が開催され、七段八段合わせて68名が受審しています。
受審者の資格基準は、
公認七段は公認六段取得6年以上(2013年12月17日以前取得者)満41歳以上。
公認八段は公認七段取得7年以上(2012年12月17日以前取得者)満50歳以上となっています。
七段の開始式で、笹川堯・全空連会長は、「日頃、皆さん方が各地で懸命に練習されたその成果を是非発揮して頂いて、皆さん全員が合格することを念願いたしておりますが、高段位取得はとても難しい。今回不合格であったとしても、ひとつひとつ、上を目指してください」と激励しました。
七段位審査は49名が受審し、筆記試験と実技試験(指定形一つ・得意形一つ)に臨みました。
午後には八段位審査が行われ、19名が受審。実技試験の形二つ(空手競技規定の指定形リスト及び全空連得意形リストから選択)と筆記試験(小論文)が実施されました。
八段位審査の小論文のテーマは「日本の人口減少に伴い、少子高齢化の中で空手道愛好者の獲得(増加)について」。受審者は、テーマに沿って今後の空手道の発展のためには何をすべきかについて、各自の考えを800字の原稿用紙にまとめました。
審査結果は後日、書面にて個人と所属団体に通知され、全空連ホームページにも掲載される予定です。